息、 吐けてる?

呼吸筋と骨格との関係、 最近の三木先生のライブ配信での内容が 結構心に響いているので インスタにもUPしたけど、 このブログにも書き留めておきます。

良い姿勢とか、 お腹を引っ込ませる、とか丹田を意識する、 ヨガの世界だとバンダを意識する、 ってのは 息を吸う、働きが強く働くそう。 ちょっと自分でもやってみると分かると思うけど、 胸を引き上げて背筋を伸ばす、ってのは息を吸う動きに連動する、

で、その形のまま、  吐くとお腹は引っ込むんだけど、 体は息を吸う姿勢のままで吐く動作をするもんだから 体は吸う体制、 だけど、 実際の呼吸は吐いてる、 ってなる。

それを繰り返すとどんどん呼吸システムは壊れていく。。。。

息を吸う動作ばかりが過剰に働いていると 背中の筋肉や肩の筋肉がモリモリになり、 首の筋肉、胸鎖乳突筋も めっちゃ発達するから 私の首の前には すごく太い胸鎖乳突筋が張り付いてる。。

で ヨガの練習の時にも先生からよく注意されていたのは「 ちゃんと息吐いて」って言われてた。  で、 息を吐こうとするんだけど、 吐けない。。

今思えば そりゃそうだ、 だって 過剰に息を吸う動作ばかりを繰り返してきたのだから。

息を吐けない、 イコール 体のチカラは抜けない、 すなわち、 リラックスできない。。

で、そんな状態が何年も何十年も積み重なると 熟睡できない、 眠れない、 リラックスできない体になるし、 常に体は緊張状態なので  腰痛い、とか肩こり首コリ、 って状態になる。

で心の面でいうと、 猪突猛進に決められたことを盲目的に頑張り続けることはできる、  軍隊の兵隊さんには向いてるんだろうな、 そんなマインド。

だけど、 今までの方向性を軌道修正するとか、 今までのやり方に疑問を持つ、とか、一旦 止まって考える、とかが苦手。

 

我ながら、 自分自身のアシュタンガヨガの修行の道で進んできたことと見ごとに合致しています。  睡眠は6時間、 ひたすら練習を毎日やって、 体や悲鳴を上げていても、 体が壊れても 壊れた体で どうやったら練習できるか、 って考えてそれでも練習を続ける、、

いや、 ヨガの道は道で 何千年も受け継がれてきたものだから、 やっぱり恩恵はあるんですよ、 今も好きだし、 練習。

だけど、 体が悲鳴を上げてるのに、 怪我してるのに、 それでも 無理して練習する、 ってのは 今の自分にはできなくなっちゃった。

まるまる1か月、 全く練習しなかったら 1か月、 よく休めたけど、 怪我してる部位を使わずに 何かできることないかなー とか思って ちょっと練習を再開した自分もいたりするので。

だけど、呼吸を過度にコントロールするのは ちょっと違うかな、 って思う自分がいたりします。 今の私は8時間、9時間は寝て、 睡眠をまずは確保して、 怪我してる部位は使わずに 練習することをしたりしてる。 ヨガしてる人しか分からないだろけど、 太陽礼拝の動き自体、 腕を肩より上げる動作が無理なんで、 ダウンドッグなんかもできない。。 ビンヤサとかもできないから、 アシュタンガヨガの練習とは恐らく呼べないようなシロモノだけど。

 

怪我が治ったら やっぱり 練習は普通にしたい、 と思うのかな。 でも盲目的に突き進むことはもうできなくなってて、 これは 骨格で体が変わってきたからだと思ってる。

ヨガの世界で「呼吸が一番大事」と習ってきたし、 教えてきたのに、 そんな自分が呼吸についてちゃんと理解していなかった。

セッションで呼吸筋がカチカチの密閉されたビーフジャーキー状態なのを開封して 空気と酸素が入る状態にしてあげたらクライアントさん達が みんな「呼吸がらくー!」 って言ってくれる。

ヨガの練習じゃなくても、普段の姿勢の意識やお腹への意識で どんどん呼吸システムを壊して体をがんじがらめにしてる人が多いのかなー なんて思ったりします。

まずは呼吸が入る体、 出せる体 そしてちゃんと眠れる体、 と生き物の基本のキを取り戻すのがセッションで体を変えていく最初の一歩なのかなーなんて 思うのでした。

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